キャンプインストラクター講習受講!~キャンプのスキルアップを図りたい人や組織キャンプの指導者になりたい方必見!

キャンプ情報

こんにちは、RIKIです。
今回は3月23日、4月23~24日+
140分のオンライン講習で
キャンプインストラクター講習
受講し、キャンプインストラクターの
資格を取得しましたので振り返って
紹介したいと思います。
キャンプインストラクターとは、
受講理由、受講内容、受講した
感想・身に付いたスキルについて
紹介します。

キャンプインストラクターとは

公益社団法人日本キャンプ協会が
個人・組織に対してキャンプの
指導、プログラムの指導が出来る
指導者を認定する資格
です。

今回はオンラインで講習を
受けテキストの内容をレポートに
まとめる事になりますがコロナ禍に
なり始まったそうで本来ならば
2泊3日で行われるそうですが、
1泊2日+オンライン講習の
プログラムでキャンプインストラクターの
資格を取得する事が出来ます。

キャンプインストラクター – 日本キャンプ協会 (camping.or.jp)

料金は僕が受講した時は
受講料14000円(銀行への振り込み)、
受験登録料15300円(当日持参)の
計29300円でした。

受講理由

キャンプ関連の仕事に就くのに活かす為
キャンプ・アウトドアの資格を調べていた所
この資格がその一つとして記載されており
自分のキャンプでも活かせそうだと思い
受講を申し込みました。
その他初級バーベキューインストラクター、
ブッシュクラフトアドバイザー講習も
同じ思いで受講しました。

受講内容

3月23日(3月22日)

オリエンテーション

申し込み後テキストや
日程を含めた書類が届きました。
メールでも通知が来て
この2日間どちらかの18:00~
19:00でzoomで開講式を
行うとの事だったのでzoomを
インストールし参加しました。
内容としては自己紹介(名前・キャンプ歴
・この講習を受けようと思って理由など)、
日程説明、質疑応答、事前課題の説明
です。

3月24日~4月22日

オリエンテーション後メールで
オンライン講義のリンク、
レポート用紙のPDF、Wordが送付され
4月23日までにオンライン講義の
内容をレポート用紙にまとめ
23日にレポートを提出する事に
なります。(PDFを印刷し紙面で提出、
Wordで入力後データで提出のどちらか)

オンライン講義

テキストには理論編、実技編があり
理論編中心の講義でした。
実技編については4月23、24日に
実際にアクティビティをやるという事で
テキストの中で大事な所だけ
講義されていました。

ざっくりどんな内容かを下記に
リスト化しています。

キャンプの特性、キャンプの対象
キャンプの特性
  • キャンプとは、組織キャンプとは
  • キャンプの意義
  • キャンプの組織と種類
  • キャンプのルール、マナー
  • キャンプと環境教育
キャンプの対象
  • 世界と日本のキャンプの歴史
  • キャンプ中の身体の変化
  • 心と社会性の変化
  • 自然環境の理解
キャンプの指導、キャンプの安全、実技編
キャンプの指導
  • キャンプインストラクターの資質と役割
  • 指導者のためのコミュニケーションスキル
  • キャンプにおけるカウンセリング
  • キャンパーの観察と記録
キャンプの安全
  • キャンプにおける安全の考え方
  • 安全管理の実際
  • キャンプ中の傷病や事故
実技編
  • キャンプの基本装備
  • キャンプの生活技術
  • 様々なアクティビティ
  • キャンプの安全

4月23日

会場は茨城県立里美野外
活動センター
です。
会場は県ごと回ごとに
変わります。

オリエンテーション、アイスブレイク

受講者は僕を含め15人でした。
趣味でキャンプをやる人から
キャンプ場を運営されている方まで
色々な方が受講しに来てましたが
全員キャンプ好きばかりです。
地域でいうと北は宮城県から
南は静岡県(僕です笑)まで
茨城まで足を運び受講しに来ました。

全員が初めて顔を合わせる訳なので
自己紹介から始まったのですが、
普通に自己紹介するのではなく
まず一人が普通に「××です」と
自己紹介します。次に隣の人が
「××の隣の○○です」その次の人が
「××の隣の○○隣の△△です」
というような自己紹介を時計回りに
していきます。

そうすると最後の人は当然覚えるのに
苦労してスラスラと言えなくなっていきます。
そうすると皆がその人に対して教えるという
構図が出来上がってコミュニケーションが
生まれます。最初こういう組織キャンプの時は
知らない人達が集まるので恥ずかしさや不安が
あります。それらを解消してスムーズに
活動に参加できる様に心と体の準備を整える
アイスブレイク(アイスブレーキング)と
言います。

他にもじゃんけんで5連勝した人が
抜けて時間内まで出来なかった人は
罰ゲーム(腕立て伏せ、腹筋)をするみたいな
ゲームも併せてやりました。
こうしたゲーム要素、遊び要素を
取り入れてアイスブレイクする事が大事だと
いう事が学べました。

テント設営、需品

オガワ スクートDX6
キャンプ協会の印字がされている。

テント設営からは3人のグループで
カリキュラムに取り組む事に
なりました。3人で1人分のテントの設営を
協力してするというのを3人分やりました。
テントは調べた所6人用で
1人で使うにはかなり広かったです笑
今回はその他マット、カトラリー、鍋等を
キャンプ場、団体から支給されました。
これらキャンプに必要な物を需品と言います。

昼食野外炊事

支給された飯盒を使い、
レトルトカレーの湯煎と
炊飯を行い、カレーライスを
食べました。
今炊飯をするのに
メスティン・クッカー・シェラカップ等
多くの手法が用いられますが、
僕にとっては飯盒で出来るのは貴重な体験
でした。

キャンプファイアー展開法、レク企画考案

キャンプファイアーの種類には
セレモニアルファイアー(儀式の火)、
ボンファイアー(親睦の火)、
グループファイアー(団らんの火)が
ある事や薪の組み方、キャンプファイアー
での役割(ファイアーキーパー・ファイアー
チーフ・エールマスター)、
キャンプファイアー・レク企画の流れを
学びました。

それを踏まえグループでレク企画を
考えました。僕達のグループは確か
大声チャレンジみたいな企画を
考えて実際にやりました笑笑
6グループそれぞれ考えて
この後のレク企画で披露する事と
なります。

ファイアーキーパー・ファイアーチーフ・
エールマスターは講師の方が担当しています。
ファイアーキーパーは火の管理、ファイア中の
安全管理、トーチの準備をする役割です。
ファイアーチーフはファイアーの始め、

終わりにスピーチをする役割で主に
キャンプ長が引き受ける役割です。
今回は茨城県キャンプ協会会長の園部会長が
担当しファイアーの点火も担当していました。
エールマスターはファイアーの司会進行役

です。

今回のキャンプファイアー、レク企画は
中学生が組織キャンプに来た時を
想定して行いました。

夕食野外炊事

夕食はダッチオーブンでのローストチキン、
ダンボールを使った燻製、空き缶を使った
炊飯
をしました。

これらは受講当時の僕はやった事が
無かったので貴重な経験が出来ました。
空き缶、ダンボールという身近な物を
キャンプ料理に使用出来るというのを
知った時僕はまたキャンプの面白さ、
魅力に気付けたと思っています。

キャンプファイアー、レク企画

キャンプファイアーは今までの
プログラムを行っていた場所とは
違う所でもう薪が組まれており、
点火する所から始まりました。

使っている薪も僕たちが焚き火を
する際に使用する薪よりも長く
僕の背丈より無い位に積まれていたので
かなりの迫力でした。
写真が無いので伝わりづらいですが。

その中でレク企画を行いました。
それぞれのグループが考案した企画を
実際にやって(歌ったり、踊ったり、
ジェスチャーゲームをしたり等)
キャンプファイアー、レク企画の
流れを体感する事が出来ました。

シャワータイム、就寝、検定で出される問題になる重要部分の振り返り(キャンプ談話)

研修室に戻り明日のプログラムの確認と
テキストから検定で出される問題で
重要な部分をテキストを読み合わせながら
アンダーラインを引いて振り返りました。

施設内に浴室があるので
そこでシャワーを浴び、
設営したテント内で就寝
しました。参加者の中には
他の参加者とお酒を飲みながら
キャンプ談話をされている方も
いました。

4月24日

朝食野外炊事

朝は7時起床、7時20分から
朝食野外炊事でカートンドッグ作り
しました。その他スティックコーヒー
牛乳、ジュース等飲料が用意されており
好きな物を合わせて飲んでねという様な
感じでした。

実はこのカートンドッグについては
インストラクター講習を受講する前の
2月のキャンプでやった事があるので
情報は知っていました。
カートンドッグについて少し説明させて頂くと
牛乳パックを燃料として作るホットドッグの事
です。その他アルミホイルと食材があれば
成立します。是非やってみて下さい。

撤収、清掃、返納

本当なら最後に行うはずの
撤収、清掃、返納ですが
この後天候が悪くなりそうという事も
ありこのタイミングでやる事となりました。

内容としては需品した物を
元通りに片付けて返納する、
テント内をほうきで掃き掃除し
収納袋へ収納
して来た時よりも
美しくする事
を意識します。

オリエンテーリング、コンパス法

オリエンテーリングとは地図と
シルバーコンパス(方位磁石)を使用して
定められたコースを正確に早く回る
ゲームで体力作りのプログラム
として
行われる事があります。
今回はラインオリエンテーリングという形式で
渡された地図に指定番号のポストフラッグが
振ってありその通りに回って正確さと
所要タイムを計るオリエンテーリングです。

コンパスの使用法や地図の見方、
オリエンテーリングの種類は
別の記事にまとめようと思いますので
お待ち下さい。

防災食体験

防災食体験ではジップロックを
使用し湯煎で五目ご飯と味噌汁を
作るという事をやりました。

味噌汁に関しては材料の一つである
浅葱(葱の子供で読みはあさつき)を
センター内に生えている物を
調達する事もやりました。

これは僕にとっては初体験で
この記事を見て下さっている皆様も
あまりやった事が無いんじゃないかと
思います。メスティンやクッカーを
ジップロックに置き換えるだけなので
食材とかも変わらず入れて湯煎で
温めて完成するというイメージです。

ジップロックなのでストックがある場合
捨てれて洗い物も要らないという面で
防災向きである事を学びました。
(使い捨てという部分ではアルミホイルも
同じ役割を果たせると感じました)

ロープワーク法

ロープワークは時間が切羽詰まった
感じになっていたのであまり丁寧には
教えてもらえませんでした。
時間に余裕があればもう少し
習得で来たかなと思っています。

本結び、巻き結び、もやい結びを
太めのロープを使い実践しました。

巻き結びの際には竹竿とブルーシートを
活用して簡易シェルターが出来る事も
教えて頂きました。

検定試験、閉講式

検定試験はテキストの重要部分から出題されました。
筆記試験だけで実技試験はありませんでした。
理論編から30問、実技編から20問の
50問が出題され記号選択、語句選択の
問題が出題されました。

筆記試験後採点の時間が設けられて
その後結果が出ます。

結果は受講生15人全員合格で
晴れてキャンプインストラクターと
なる事が出来ました。

その後閉講式が行われて
認定証が授与されキャンプ
インストラクター登録用紙に
必要事項を記入して全プログラム
終了となります。

受講した感想・身に付いたスキル

この講習を通し組織キャンプ
(キャンプファイアー、レク、
アイスブレイキング)の流れや
大事な心掛け、炊事(空き缶飯盒、
防災食、ダッチオーブン、ダンボール
スモーク)、オリエンテーリングは
とても参考になりスキルアップ出来ました。
また自分自身幼い頃、学生時代は
キャンプには触れずに育ってきたので
組織キャンプやキャンプファイアー、
レク企画の体験を通して雰囲気を
知る事が出来ました。

この記事を読んでくださる皆様も
是非興味があれば受講してみては
いかがでしょうか。

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