ブッシュクラフトアドバイザー講習受講!~キャンパーのスキルアップや新しいキャンプスタイルを目指したい人へ

キャンプ情報

こんにちは、RIKIです。
今回は2022年9月3日、4日に
真狩焚き火キャンプ場で開催された
ブッシュクラフトアドバイザー講習
受講してきました!
実際に受講してみてブッシュクラフトの
楽しさを実感することが出来ました。
皆様も興味があれば受講
してみてはいかがでしょうか。

ブッシュクラフトとは

人によって色々な定義があり
何が正しいかわからない
」と
講師をして下さった川口さんは
著書で述べています。
また「サバイバル術を遊びとして
楽しむという事がブッシュクラフト
なのではないか」と述べています。
これが川口さんの考えるブッシュクラフトの
考えだと認識しています。
最低限の道具で知識や想像力を働かせ、
自然と共に過ごすキャンプスタイル
なのかなと個人的な解釈ですが
僕はそう捉えています。

著書

ブッシュクラフトアドバイザー取得の理由

端的に言えば自分のスキルアップです。
僕はそれまではキャンプギアを駆使して
火起こしをしたり料理したりしていました。
ですがギアが無い、忘れた時には
何も出来なくなります。
そこをどうにか出来るようにしたいという

思いと後はナイフワークやロープワークも
学びたいという事で受講に至りました。

ブッシュクラフトアドバイザー講習 | Japan Bushcraft School – ジャパン・ブッシュクラフトスクール
上記リンクに持参物等も載っています。
今回受講料金として39,000円受講前に
納付しています。

講習

オリエンテーション、ブッシュクラフトについて

お昼12時半スタート
(12時予定だったが何だかんだで)でした。
まずは軽く受講生の自己紹介をしました。
その後は講師のブッシュクラフト
インストラクター川口 拓さん含め5名の
方々の紹介、ブッシュクラフトとは
ですとか、川口さんが講習をやるまでの
いきさつ、自然に対する考え等のお話を
されてました。
印象に残っているのは炭の処理1つ取っても
「炭は土に還らないので捨てないべき」
「炭は自然の一部であるので大丈夫」
(実際地質調査で埋められる事もあるらしい)
考えが色々あってどれが正解とも言えず
難しい所があると言うお話です。
それに加えて
人間はどうしても自然を壊さなければ
生きていけない生き物なので
自然に対するダメージを最小限に抑える事が
大事
だとも仰っていました。
また、この講習では自然を傷つける行為を
たくさんしてしまうのでアナログに
それを感じる事が出来て自然に対して

申し訳ないと言う気持ちや自然を
背負っている感覚が養う事が
出来ると仰っていました。

ロープワーク

4種類教えて頂きました。
ふた結び(ツーハーフ・ヒッチ)
巻き結び(グローブ・ヒッチ)
自在結び(トートライン・ヒッチ)
本結び(リーフ・ノット)
それぞれ別途ブログで
紹介しようと思いますが
気になる方は調べてみて下さい。
また、用語として両手を広げた
ロープの長さを一広
という事も
教えて頂きました。
実技のあるカリキュラムでは講師の方が
お手本(2、3回)を見せてくれます。

その後実践の時間もあり
とても覚えやすい内容だと思います。

シェルター設営

持参して来たロープ、ペグ、タープ
(ブルーシート、僕の場合グリーンシート)
と竹竿
を借りて先程の4種類のロープワーク
を駆使してシェルターを設営しました。

サバイバル講義

この時間ではサバイバル、
ブッシュクラフトで大事な5要素
その優先順位を学びました。
気になる方は川口 拓さんの著書にも
書いてありますし、ブッシュクラフト
アドバイザー講習を受講してみると
分かります。是非。

ナイフセーフティー

講師の方がわざと危険なナイフの
扱いを実演し、それを見て
受講生が考え指摘するという
スタイルでナイフセーフティを学びました。
使い終えたら鞘に戻す、
刃の向く方向に体を置かない、
両太ももの間でナイフを扱わない
等です。

交流会

夕食後、各自近くのまっかり温泉へ入浴し
その後に改めて自己紹介を含め交流会が
行われました。
キャンプ場のオーナーの方やキャンプ場の
スタッフ、樵をやっている方、町役場の方等
色々な方が講習に参加しており各々の
やりたい事に活かしたいという
思いで参加しているのが伺えました。

ナイフワーク

ここから2日目です。
昨日やったナイフセーフティを頭に入れて
レギュラーグリップ、イレギュラーグリップ
等ナイフの持ち方・握り方と
Vノッチ、エンドカット、ステークノッチ

等の枝、木への刻み方・削り方
学びました。
Vノッチは太めの枝を折りたい時に
使える刻み方です。
エンドカットは尖った箇所を平らにする時に
有効な刻み方です。
ステークノッチは何かを引っ掛ける時に
有効な刻み方です。

詳しくは書籍や講習から。

ナイフやノコギリを使ってベンチづくり

奥の枝に葉っぱが掛かっているのがベンチ

先程のナイフワークに加えてノコギリの
扱いも教わり太めの枝と細めの枝を
集めてきて切削してベンチを製作しました。
最後に葉っぱを掛けて完成。

薪集め、焚き火

差掛け型という薪の組み方

まずは火床を作る為、
スコップで地面を掘ります。
長い枝を5~6本集めて来て
それを折って様々な太さの枝に分けます。
鉛筆の芯位の太さ、鉛筆位の太さ、
親指位の太さ、ごぼう位の太さ等
枝、薪のグラデーションをしっかり
分ける事が大事
だと教わりました。
特に天気が悪いとか枝、薪が濡れている等
焚き火が育ちづらい環境に置いて
この意識は重要になります。

コットン、白樺の樹皮を火口(ティンダー)に
して差掛け型の真ん中の空いている場所に
置いてファイヤースターターで着火します。

焚き火でお湯を沸かし、コーヒーを飲む

焚き火がある程度大きくなったら
持って来たコッヘル、飯盒に水を入れて
お湯を沸かします。
沸いたらフィルターを通してコーヒーを
淹れるのではなくコッヘル、飯盒に
直接コーヒー豆を入れて蒸らす方法で
コーヒーを淹れました。
中には野草をコッヘル、飯盒に入れて
お茶を飲む方もいました。

後片付け、認定証授与

焚き火の方は小さい枝を投入して
最後まで出来るだけ枝、薪を
燃やし切ります。
全て灰になった後石で火種を潰し
残っていなかったら手で灰を掬い
周囲に人がいない所に撒きます。

掘った土を元に戻し慣らして
水を撒いて地面へのダメージを
少なくするように処理
します。
シェルターを撤収し借り物は返納。
その後認定証授与が行われ
2日目16時頃全日程が終了しました。

まとめ、感想

まずは講習当日晴れていて良かったです。
前回(同会場)はとても気温が低く峠の方でも
雪が降っていたみたいです。
自分的にはスキルアップ出来た実感も
ありますしそれに加え直火を体験できた点は
とても良かったです。初めてでした。
今は直火が出来るキャンプ場は

少ないですからね。
(会場となった真狩焚き火キャンプ場も
本来はダメ)
キャンプをやっている方で興味があれば
是非受けていただきたい講習だと
感じました。

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